英語育児と本

本が好きな子 そうでもない子

私は本が好きなほうで、小学校では休み時間によく本を読んでいました。運動は苦手な地味な子どもでした。

 

私の親は学校の先生に「モモママちゃんはよく本を読みますね。おうちで何か特別な働きかけをしているのですか」と聞かれたことがあるそうです。

親は胸を張って、

「月2回、子どもたちを図書館に連れて行っています。常に本が身近にある環境を心がけています」

と答えたらしいです。

 

しかし、知っている。私は知っている。

私と同じ親から生まれ同じ環境で育った姉(1歳上)は、ぜんぜん本を読まないことを。

 

前述の図書館で借りた本も、姉は全然読まず、私は姉の分まで読んでいました。

 

だから、私としては、本好きかどうかは、育て方や環境で決まるのではなく、その子ども本人が持っている個性であると考えています。

 

モモちゃんはまだちゃんと字が読めないけれど、できれば、モモちゃんも本好きであってほしいとは思います。

読書は、先人の経験や知恵をもっとも効率よく学べる方法だと思います。

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そして、教科書という本に代表されるように、「本を読む」ということは、学校教育と親和的です。

 

しかし、これは、子どもが「納豆が好きかどうか」と同じくらい、偶然の要素が強く、親にはいかんともしがたい話だとも、思っています。

 

たとえ読書が苦手でも、今はタブレット学習という方法もあるし、学習マンガもあるし、教科書の単元を解説する授業動画を家庭で見ることもできるので、勉強はなんとかなると思います。

 

〔授業の内容を理解すること=山の頂上に登る〕

だとすると、山の頂上に行く道は一通りではないのですね。

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いい時代になりました。

 

英語育児と本

英語育児の世界でも、英語の絵本・本は重要アイテムです。

 

日本語あふれる日本社会の中で、英語の本は英語の世界と繋がることのできる強力なツールです。

だから、親の勝手な考えではありますが、英語を読めるようになり、英語を読むことを楽しめるようになってほしいと思っています。

 

だんだん、学校の勉強、部活、塾と忙しくなるでしょうから、すきま時間に手軽にできる読書を、「勉強」でなく「遊び」として行うことができれば、効率がいいわけです。

 

本を読むと、知識もつくし、教養もつくし、情操教育にもなりますね。

 

しかし、そううまくいくかしら。

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(↑山の妖怪、だいだらぼっち)

 

読書が好きでなくても、英語の動画とか、英語のゲームとか、なんらか英語で楽しめるものができればいいと思います。

 

(どうでもいい余談)私が好きな英語の本

好きな本を日本語でじっくり読んで、それから原書をつまみ読みするのが好きでした。

 

よその子―見放された子どもたちの物語 (トリイ・ヘイデン文庫)

 

トリイの補習教室は、あらゆるクラスからはみ出した四人の子どもたちで大混乱。自閉症のブー、識字障害のロリ、粗暴なトマソ、うつ状態のクローディア。苛酷な運命から彼らを救おうと全精力を傾けるトリイに彼らはいう。「わたしたちみんな、どうせよその子じゃない。なんでそんなに気にかけるの?」涙とケンカを繰り返し、やがて四人は互いの能力を引きだしあうようになる。トリイと子どもたちの間に特別な絆が結ばれていく感動作。

Somebody Else’s Kids: They were problem children no one wanted … until one teacher took them to her heart