中学受験の思い出

この前、用事の帰り、たまたま通りかかったので、私の卒業した中学受験塾に挨拶に行ってきました。

塾の講師のイラスト

私が卒塾したのは20年以上前、最後に顔を見せたのは、10年位前になります。

それでも、古参の先生は覚えてくれていました。

若い事務員さんも、温かく迎えてくれました。

 

私は、塾に通っていた11歳の子どもの頃のような気分で先生と話しました。

 

幼稚園~小学校低学年の公文式時代には、勉強が苦しくてたまらなかったけれど、この塾では、勉強が楽しかったのです。大変でしたが、楽しかったのです。

 

塾で勉強し、将棋の指し方を習い、先生に運動会のダンスを見せて、友達と遊び、知恵の輪に夢中になり、本を読み、先生の半生を話してもらいました。

 

勉強は大変でしたが、力はつきました。

 

私が大学院まで勉強をやり通せたのは、中学受験の経験に支えられたからです。

 

6年生の秋の運動会が選抜リレーなどで盛大な盛り上がりを見せて終わった、その1時間後には、私たち(同じ塾に通う同級生)は、皆、塾の席で静かにプリントに向き合いました。

先生たちは、埃っぽい私たちを優しく見守ってくれました。

 

学校にも塾にも真摯に向き合ったあの日は、今でもキラキラした思い出として心に残っています。

 

どの子どもにも対応できる万能な塾はないし(私の友達で、途中でほかの塾に移った子もいました)、モモに合うかどうかはわかりませんが、

もしできるなら、モモ(5歳年長)もここで見てもらいたいと思っています。

 

ここの先生たちにお願いして、その結果なら、どんな結果でも私は納得できると思うのです。

モモが「中学受験、嫌」という結果でも。

 

 

私の頃は、中学受験と言えば日能研で(私の塾は日能研ではありません)、小学校卒業前後に、新手の塾サピックスの(すごいという)うわさが聞こえだしました。

 

モモは5歳。

まだまだ受験勉強は先ですが、

 

またこの世界に戻ってこられて嬉しいです。

 

 

5歳から始める最高の中学受験