4年前に、この本を買いました。
お金・学歴・海外経験 3ナイ主婦が息子を小6で英検1級に合格させた話
英語育児界の先駆者でありレジェンドのタエさんの本です。
この本を読んでやる気になったり、この本を英語の取り組みの道標にしている方も多いのではないでしょうか。
私もそうです。
この本が最初のテキストだったように思います。
タエさんが、教材を使わない英語育児をしていらしたので、私もそれに習ったという面も、確かにあると思います。
ただ、息子のキリ君があまりに優秀なので、モモと違いすぎる・・・と本に手が伸びなくなった時期もありました。
モモは6歳もうすぐ一年生なので、小6までは折り返し地点、もう一度読んでこの本のレビューを書いてみようと思います。
まず、タエさんの本は、書かれたのが2014年で、その時点でお子さんは小6以上、その子の子育てを振り返って書かれていますので、情報が古いです。
英語育児アイテムとしてCDやDVDなどが大活躍しています。
今はスマホ・パソコン・音楽サービス・動画サービスなど便利なものが一般的になっているので、それも使うといいですね。
それは、読み替えて読めばいいと思います。
私と大きく違うのは、タエさんが英語での語りかけをしていることです。それも、語りかけが英語育児の重要な部分を占めています。そして、「話すこと」をとても重視しています。
私は、パルキッズとか、 この本↓
の影響もあって、話すことより読む力の方を重視してきたように思います。
でも、キリ君が読むのをおろそかにしていたかというと、全くそんなことはなく、3歳くらいから大量に英語で読書しています。
つまり、キリ君は
◎ 話す
◎ 読む
モモは、
△ 話す
○ 読む
という感じでしょうか。
でも最近では、モモもぐんぐん話す力を伸ばしており、必ずしも語りかけをしなくても、オンライン英会話レッスンだけでも、話す力はのびるなあと思っています。
また、タエさんの本には、「話す力→読む力」という順番で伸びたとありましたが、
モモは、読む力が伸びたことで、話す力も伸びた印象があります。
ちなみに、タエさんも、英語に一番効果があったのは英語アニメの視聴としていて、それは私も同意見です。
また、日本語を大事にする姿勢も、強く同意するところです。
ところで、この記事を書くにあたり、アマゾンのレビューをざっと見たのですが、結構批判的なレビューがありました。
キリ君が特別に優秀な子だからできただけだ、という批判(?)は、確かにまあそういう面もあると思います。
でも、それ以外で、「そんなに言わなくても」と思うようなレビューもありました。
英語育児の風あたりが強いことを感じました。
今なんか、小学生の半分以上が学校で英語を習うし、足りないとはいえ、時代が子どもの英語を許容推奨する方向に進んでいるように感じますが、
タエさんキリ君の時代は、どんなに大変だったろうと推察します。
今はさすがに、英検を取った子どもに「(勉強させられて)かわいそう」という言葉をかける人はいないのではないでしょうか。
いるのかな?