英語育児をしていてよかったこと、心配なこと

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英語育児をしていてよかったこと

私自身は中学生から英語を始めました。

 

一方、モモ(小1)は2歳から英語をやっています。

 

一番うらやましいと思うのは、モモが

年齢相応の英語の本を楽しめる

ことです。

 

最近モモが読んだ本↓

Heidi Heckelbeck Is the Bestest Babysitter! (English Edition)

アマゾンによると、5歳から9歳向けの本だそうです。

 

 

これは本当にうらやましく思います。

 

中学で英語の勉強スタートの私は、勉強のためにつまらない・幼稚な文を練習するのが当たり前でした。

 

大人が学習のために、英語の児童書を読んでも、まあ楽しいには楽しいでしょう。でも、子どもが楽しむように、本当の意味でワクワクして楽しむことはできません。

 

一方のモモは、本の内容を心から楽しむことができ、それがそのまま英語力の強化につながります。

 

さらに、ちょっとお勉強系、知識系の本を読めば、英語に加え知識も身につく一石二鳥。

(私なら、英語レベルに合わせたら、既に知っている内容を英語で読むだけになるでしょう)

 

英語育児で心配なこと

心配なのは日本語です。

 

モモは生まれてから、短期間の旅行以外はずっと日本で過ごし、

親も祖父母も日本人で、

お友達も全員日本語話者、

地域の保育園(英語プログラムなし)に通い、

今は公立小学校と学童保育所(英語プログラムなし)に通っています。

家庭では親は日本語だけで話しています。

 

それでも、日本語が心配になるというのは、正直想定外でした。

 

でも、

モモは、「台風が来る」と言えずに、「台風がヒットする」とか言うのです。

家で両親は日本語しか話していないのに、モモからは英語で話したりするのです。(←私は日本語で返事をします)

 

「台風がヒットする」は、見ていた英語の動画の内容を私に伝えようとしていたときに口から出ました。

動画で使われていた言葉を、うまく翻訳できなかっただけなのかもしれません。

日本語モードの頭のときにごく普通に日本語で話していたら、普通に「台風が来る」と言えるのかもしれません。

 

心配のない誤用なのか、深刻に対応が必要なのか、よくわかりません。

 

学校の国語の問題や漢字や作文は問題なくこなしていますが、それは日本語力とはちょっと違うと思います。

 

一応、日本語の本を読んだり動画を見たりする時間を増やしています。

 

モモは日本語の本や動画も好きです。

 

でも、日本語も英語も両方、十分に時間を取ろうとしても、なかなか難しいです。

 

英語育児をして考えたこと

世の中には、子どもの英語に関する様々な情報があふれています。

 

こんなやり方がいい、

この教材がいい、

こんな風にしちゃダメ、

この教材はダメ。

 

いろいろな情報に接し、自分でもやってみて、私がわかったのは

「子ども次第」

ということです。

 

言い換えれば、

「どの子にも向くような、たった一つの育て方なんてもののあろうはずがない」

ということです。

(『赤毛のアン』のリンド夫人の言葉)

 

私は子どもを一人しか育てていないけれど、これははっきりわかりました。

 

「それはそうだろうけれど、基本はみな一緒でしょ」

と、子を持つ前の私は思っていたでしょう。

 

今の私はかつての私に、

「その『基本』は、思っているよりずっと狭いよ」

と言いたいです。

 

子どもが一人ひとり違う、大人も一人ひとり違うということが、実感としてよくわかったので、人と比べたり妬んだりする気持ちになりにくくなりました。

 

ある種のあきらめですが。

 

肩の力が抜けた感じです。