絶対油断しないで日本語に力を入れる・「映画を字幕で観る」

モモ(小1)は、

家の近所にあるごく平凡な保育園(英語の時間なし)の出身で、

今は公立の小学校に通い、

放課後には地域の学童保育所(英語の時間なし)にも通っています。

家族や友達は全員日本語話者で、家庭で親は日本語を話しています。

作文が好きで、自作のマンガを描くことも好きで、読書もどちらかといえば好き。

漢字の練習も嫌がらない。

国語と算数のプリント学習塾にも通っています。

 

でも、モモの日本語は、なーんか怪しいのです。

なんかたどたどしい。

おしゃべりで色々話してくれるのですが、話に主語がなかったり、話が飛んだりして、何を言っているのかよくわからないことがあります。

 

モモが学校で書いた作文の例(1年生秋):

「わたしがなかやすみに、わたしのともだちとおえかきをしてさいこーのなかやすみになってうれしかったです。」

 

一年生ならこんなものなのかもしれません。

 

話がちゃんとできるかということには、日本語能力とコミュニケーション能力が両方関わってくるので、日本語能力のせいではないかもしれません。

 

でも、なにか気にかかるのです。

 

 

一方、モモは

映画を字幕で観ることができます。

これは、

① 英語音声・日本語字幕の映画を音声だけで楽しむことができる

というだけでなく、

② 英語・日本語以外の外国語音声の映画を、英語字幕で観ることができる

ということも意味します。

 

先日、②のことがわかりました。

 

「WOW」と驚く白人男性のイラスト

 

うん。

英語はもう十分だ。

いや、英語の取り組みはもちろん続けるけれども、日本語により重点を置こう。

私はそう思いました。

 

前、モモの英語はニューヨーク州弁護士試験を目指すことができる程度を目標とする、と書きましたが、

関連記事:英語の目標と、最近の多読の様子(小1) - 英語育児―モモちゃんの子ども英語

日本語だって、日本の司法試験に対応できるレベルに引き上げたい(法律理解力の前提となる十分な日本語力を獲得させたい)と思っています。

 

 

また、モモの算数の力が、ちょっと残念であるという点も、よく心にとめておかなければならない点です。

まだ1年生で、決めるのは早いかもしれませんが、モモの算数への取り組みを見ると、

モモが数字に強いという印象をまったく受けません。

 

あれだけ算数が苦手だったこの私でさえ、モモよりはもう少しできていたような・・・

 

すると、私がそうだったように、モモは国語力に頼って今後の受験・学校生活を乗り切ることになる可能性が高いと思うのです。

すると、国語力は十分に伸ばしてやりたい、というか、伸ばすことが必須となるでしょう。

 

絶対油断しないで、日本語を伸ばす。

寝る前に読み聞かせる本は、日本語の本を増やすことにします。

 

映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ (角川つばさ文庫)