オンライン英会話 子どもが画面前から離れてしまう
「お問い合わせ」欄からメッセージをいただきました。
2歳のお子さんがオンライン英会話を始めたけれど、すぐに画面から離れてしまう・・・
というご相談でした。
うちの子(モモちゃん)は4歳ですが、モモちゃんもすぐ画面から離れます。
うちも試行錯誤中なので、偉そうなことは言えませんが、少しだけお返事しますね。
パソコンで受けていらっしゃるのでしょうか。
できれば、iPadなどのタブレットにして、お子さんが映るように追いかけるというのはどうでしょうか。
オンライン英会話では、パソコンとヘッドセットが推奨されていますが、タブレットでも特に問題なくレッスンが受けられます(うちの場合ですが。試してみてください)
先生は、例えば初め「今日の天気」のトピックで会話をしようとしていても、お子さんが今この瞬間別のものに興味を持っているようだということがわかれば、あっさり話題を変えて、子どもの興味に合わせて話を膨らませてくれます。
例えば、お子さんがネコに興味を持っていたら、「ネコ」「これは白いネコです」「どっちのネコが大きい?」「白いネコと黒いネコ、どっちが好き?」などなど・・・
それで、その話題が途中でも、お子さんの興味が「車のおもちゃ」に移れば、車に関する話を何か振ってくれたり。
先生がレッスンでやろうとしていたことが全然できず、終始モモちゃんのペースの「フリートーク」になることもありますが、それはそれでいいと思っています。
オンライン英会話 子どもが話さないとき
3歳前後のお子さんだと、「返事をしないと悪い」「沈黙が気づまりだ」なんて全く思わないので、先生の言うことを無視して遊び続けようとすることもあると思います。
そんな場合に備えて、うちでは、先生にあらかじめ、「子どもが答えなくても話しかけてください」と頼んであります。
モモちゃんがお世話になっているハッチリンクジュニア では、マイページからレッスンリクエストが日本語でできます。多分、他のスクールでも、そういう仕組みがあると思います。(無かったらレッスン中に直接頼みましょう)
先生は、お子さんがぬいぐるみを持っていれば
「かわいいぬいぐるみ!くまさんね。なんていう名前なの?」
と聞いてくれるし、お子さんがカーテンの後ろに隠れていれば、
「かくれんぼしているの?カーテンの後ろにいるのは誰かな?」
と英語で話しかけてくれます。そういうおしゃべりを延々してもらうのです。
(そういうおしゃべりが上手にできる先生と、そうでない先生がいるので、頑張って探しましょう!)
特に3歳前後までの小さい子だと、子どもが話さなくても、子どもの動きに合わせた言葉かけが耳に入ってくるだけで、十分に意味があると思います。
子どもが日本語を覚えたときも、そんな感じで覚えたと思います。
子どもが何も返事をせず、先生が孤軍奮闘していると、申し訳ない気持ちになりますが、、、そこは割り切りましょう。先生にメッセージを送れる機能があれば、マメに感謝とお礼の気持ちを伝えるようにしたらいいと思います。先生に気持ち良くレッスンに臨んでもらえると、先生もやる気が出ると思います。
子どもが先生を全く無視して、先生も万策尽きたようなときには、先生には、「Where are you?」や「Come here」や、「How are you?」「What’s this?」等子どもが無視している質問を繰り返すのではなく、歌を歌ってもらうとか、絵本を読んでもらうとかで時間を使ってもらっています。
子どものやる気が徹底的にない時は、英語のインプットの時間にした方が、ストレスなく過ごせます。
そうは言っても画面の前に座ってほしい時は・・・
そうは言っても、画面の前に座ってほしい、そんな時は、うちの場合、
食べ物を食べさせています。
ボーロ、小さく切った干し芋、食べる煮干しなど、手でつまんで食べやすいものをお皿に入れておくと、けっこう画面前にいてくれます。
モモちゃんは、初めはおやつを食べているときだけ座っていましたが、
「今から台所に行って、おやつを取ってきてあげるからね。先生とお話しして待っていてね」
ができるようになり、だんだん1人で座って先生と話せる時間が伸びたように思います。
今は、調子がいい時は、ほとんど一人で(私が隣にいない状態で)レッスンを受ける日もあります。
また、ご飯の間じっとしているお子さんなら、ご飯食べながらのレッスンとか、どうでしょう。他に家族がいると難しいかもしれませんが。
お行儀が悪いかもしれませんが、あらかじめ先生に話を通しておけば、
「友達と話しながらご飯を食べる」
のと、たいして変わらないと考えることも、できるかも・・・
そのほか
あと、うちでは、モモちゃんのレッスン態度が悪くても、絶対叱らないようにしています。
モモちゃんがどうしてもレッスンに集中できないときには、先生には悪いですけれども、こっそり
「これはオンラインレッスンではない、英語の動画なのだ」
と思い込むようにしています。
そうすれば、モモちゃんの態度が悪かろうが、気にならないものです。
親子ともストレスなく受講することが、続けるために絶対必要です。
英語を話す「機会」があることが重要
小さい子どもが言葉を習得するには、その言葉を話す機会があることが重要だと思います。実際に口に出して話さなくてもです。
全く聞いていないように見えても、少しは聞いていて、英語回路が刺激されているはずです。
オンライン英会話は、日本にいるとなかなか得ることができない「話す機会」を補う素晴らしいツールだと思います。