「お問い合わせ」欄からメッセージを頂きました。
モモちゃんが2歳になってオンライン英会話(ハッチリンクジュニア)を始めてからセンテンスで話す頃まで、オンラインでどんな教材を使っていたか、というご質問でした。
せっかくなので、モモが英語を始めた2歳の頃のことを記事にしてみたいと思います。
2歳 英語育児 英語の動画を見せ始める
モモちゃんが2歳になってすぐ、まず英語の動画を見せることを始めました。
そのころ観ていたのは、色や動物や食べ物を扱ったシンプルな動画です。
「red(赤)」がわかると、
「red apple(赤いリンゴ)」がわかるようになり、
「This is an red apple.(これは赤いリンゴです。)」
もなんとなくわかるようになり、という具合に、
色をとっかかりにしていろいろ覚えていったと思います。
シンプル動画についての記事:英語育児のやり方 ⑥おすすめの英語動画 色を学ぶシンプル動画編 - 英語育児―モモちゃんの子ども英語
ただ、別に(これらの動画を、こういう順番で・・・)などと計画を立てて見せていたわけではなく、英語学習者向け・ネイティブ向けを問わず、幼児向けの簡単な英語動画を適当に見せていました。
2歳の幼児には、がっちりおぜん立てしなくても、雑多な情報(=英語動画)の中から言語を獲得することができる、そういう能力があると思います。
参考:英語育児のやり方 ⑨おすすめの英語動画 英語を学ぶ子どものための動画編 - 英語育児―モモちゃんの子ども英語
同時期に英語のかけ流しも始めました。
かけ流しについての記事:英語育児のやり方 ④英語のかけ流し - 英語育児―モモちゃんの子ども英語
かけ流しと動画の視聴を合わせて、一日2時間くらいだったと思います。
2歳 オンライン英会話でstarfall(スターフォール)
英語のかけ流しと動画を始めて3か月くらいたった頃、オンライン英会話(ハッチリンクジュニア)を始めました。
自分からは話さないものの、色や動物や食べものなどの基本単語が、いくつかわかってきたかな、どうかなという時期でした。
初めはテキストは使わず先生とおしゃべりだけ(先生が話しているだけ)、しばらくしてからstarfall(スターフォール)という英語学習サイト(アプリ)を使いながら、アルファベットと音、関連する単語を学んでいきました。
もちろん、「学んでいきました」と言っても、気まぐれな2歳児のこと、順調にはいかず、たとえば、
「先生の言う単語をリピートする」という場面でも、そもそもリピートということがわからず、何を求められているのかさえ理解していない感じでした。
↓starfall(英語の歌・アルファベット・フォニックス~小学生くらいまで使えそうなアプリです。読み方(reading)・算数系のコンテンツが充実しています。有料版は年35ドル。オンラインレッスンでは先生が画面をシェアしてくれるので、自分で契約する必要はありません)
ゲームや歌もたくさんやりました。
「画面上で好きなアイスクリームを選び、トッピングを加えてオリジナルのアイスクリームを作る」系のゲームはモモちゃんが大好きで、色を言ったり、先生とのやりとりもたくさん発生するので、何度もやってもらいました。
レッスンは先生と二人三脚という感じで、モモちゃんの意識をレッスンに向けるのに苦労し、レッスンが終わると私の方がホッとするというありさまでした。
でも、先生が本当によくしてくれて、あの手この手で英語を話させようとしてくれて、また、英語動画等でのインプットもあって、2ヶ月くらいでだんだん話し出したように思います。
単語をリピートする、定型的な質問に答えるなどです。
英語のインプットが重要
名前は?年齢は?などの定型的なやりとりだけでなく、先生との間で英語の会話らしきものを楽しむようになったのは、始めてから半年くらいたってからだったと思います。
My name is 〇〇.
I'm two.
〇〇,please.
Here you are.
Thank you.
It's a 〇〇.
I like 〇〇.
から始まって、話せる文・言葉がどんどん増えていきました。
モモちゃんがオンライン英会話の先生が好きになって、先生と話したいと思うようになったこと、先生が「センテンスで話すように」導いてくれたり、いろいろな表現を教えてくれたということももちろんありますが、それに加え、英語動画からのインプットが大きかったと思います。
オンライン英会話という場を生かすためには、日々の英語動画・かけ流しでのインプットが重要です。
英語動画・かけ流しにYouTube kids(アメリカ版)!:英語育児のやり方 ⑩YouTubeキッズのすすめ - 英語育児―モモちゃんの子ども英語
そしてまた、英語動画・かけ流しは重要ですが、それだけでは英語が話せるようにはならないというのが、私の考えです。
英語を話せるようになるためには、英語を話すこと(実際に話さなくても、英語で話しかけられたりして、話す機会があること)が必要だと思います。
オンライン英会話と英語動画を上手に使って、うまく英語の力を伸ばしてやりたいものです。
starfallのあと
オンライン英会話を始めて半年頃、starfallでやっていた「アルファベットと音、関連する単語」の学習が一通り終わりました。
先生から今後のレッスンをどうするか聞かれ、
- 『LET'S GO』シリーズ
Let's Go: Fourth Edition Let's Begin Student Book with Audio CD Pack
と、
- Longman Children's Picture Dictionary(ロングマン子ども絵辞典・青い本)
Longman Children's Picture Dictionary with CDs: With Songs and Chants
を提案されました。
『LET'S GO』シリーズ は、英会話教室(通学型)で使っていたということもあり、
ピクチャーディクショナリー(青い本)の方を選びました。
正直、『青い本』は、2歳や3歳の子には難しかったです。
たとえば、カレンダー・曜日を扱う課がありましたが、モモは曜日について全くわかっていなかったので、飛ばしてもらいました。
ファミリーについて扱う課もありましたが、モモは「いとこ」「おじ・おば」という言葉を聞いたことがほとんどなく、(具体物ではなく)「関係を指すことば」というものがさっぱりわかっていなかったので、私の方が「こんなの無理ー!やっても意味ない!」と思いました。
動物も、メジャーなものだけでなく、大人でもよく知らないような動物が出てきたり。
今から思えば、別に焦ることはなかったので、『青い本』をやる前に、より簡単な『赤い本』をやればよかったかなとか、思います。
↓ロングマン子ども絵辞典・『赤い本』
Young Children's Picture Dictionary Student Book with CD
(クリックするとアマゾンへ飛びます)
でもとにかく、『青い本』をやりました。
(↓『青い本』が終わったときの記事)
モモちゃん3歳 オンライン英会話の教材紹介 Longman Children's Picture Dictionary(青い本) - 英語育児―モモちゃんの子ども英語
ちなみに、今のテーマは「フォニックス・短い単語を読む」で、特定のテキストは使っていません。
先生が紙やホワイトボードに書く単語を読む練習をしています(モモの気分がうまく乗ったときには、ですが・・・)。
オンライン英会話 テキスト選びに迷ったら
先生や、運営に相談するのがおすすめです!
餅は餅屋です。
私はハッチリンクジュニアのことしかわかりませんが、ハッチリンクジュニアの運営は、けっこう親切に相談にのってくれると思います。
ホームページからでも、スカイプの「Hatchlink Support」からでも、相談できます。