英語育児を始めてもうすぐ3年になります。
英語のおかげで、この3年間の育児は充実した楽しいものになりました。
英語とモモちゃんに感謝!
でも、一方で、英語育児は
好きじゃないとやってられない
ものだとも感じます。
英語育児って大変なのです。
やっていて楽しいから、好きだから、大変さを忘れる。
今日は英語育児の大変な面を記事にします(あくまでもうちの場合です)。
大変なことその1 日本語のテレビが見られない。
モモちゃんは自宅で日本語のテレビを見ません。
モモちゃんが2歳までは、親主導でテレビや動画のたぐいを避けていました。これは必ずしも英語育児のためではなかったのですが、英語育児にとても役に立ちました(単純な英語の動画を喜んで見てくれるから)。
2歳以降、モモちゃんはタブレットで英語の動画を見るようになりました。しかしテレビは全然見ません。
親もなんとなくモモちゃんがいるときにはテレビをつけないようになりました。
テレビが見られなくて寂しい時もあります。しかしなんとなくつけられません。
なお、自宅以外では、モモちゃんも日本語のテレビを見ます。おばあちゃんの家とか。Eテレのピタゴラスイッチが好きです。
大変なことその2 幼児雑誌代が馬鹿にならない
テレビを見ない分、日本の幼児文化をフォローするために幼児雑誌を買い与えるようになりました。しかも、英語育児以前の我が家の方針として、性別にとらわれないで自由に育てたいというのがあったので、プリンセスやプリキュアだけでなくトーマスや仮面ライダーなども平等にカバーしなければならない状態でした。
保育園でお友達の話にはいれないという状態は避けたいという気持ちから、幼児雑誌を積極的に買い与えました。それだけならまだいいとして、モモちゃんも親が幼児雑誌を買ってくれるのをわかっているので、欲しがる欲しがる・・・で、欲しがるままに買い与えていいものか、頭を悩ませたものです。
大変なことその3 オンライン英会話の予約が大変
先生は誰でもいい、いつでもいいなら簡単ですが、「あの先生がいい」「この時間じゃないと」となると、予約を取るのが大変です。
やっぱり慣れた先生にみてもらいたいし、うちでは夕方以降の時間しかムリなので、予約を取るのは結構大変です。ほとんど毎日、複数回予約サイトのページを開いています。
(モモちゃんがお世話になっているのはハッチリンクジュニア )
大変なことその4 遠くの街の英語バレエ教室に通わせる
私たちが住んでいるところから電車で数十分のところに、英語バレエ教室があります。単に英語でレッスンするというだけでなく、先生はアメリカ人、生徒もほとんどアメリカ人の、そこだけアメリカ世界のバレエ教室です。
そこに週一回モモちゃんを通わせています。
- 保護者へのお知らせなどはほとんど英語
- レッスンは50分間で移動時間の方が長い
- 平日で私は仕事があるので、送迎は祖父母(私の親)に頭を下げて手伝ってもらっている
- バレエの日の夕食は外食
もちろん、これだけのことをする価値があるから通わせています。
英語の可能性、重要性、英語が当たり前に使われる生きた言語であることーどれだけ言葉を尽くして説明するより、同年代のいろいろな人種の子どもが英語でペチャクチャおしゃべりをするのを見る方が、伝わるものがあるのです。
また、モモちゃんはバレエ自体も大好きです。「英語で学ぶ」の実践でもあります。
このように価値ある習い事ですが、でも、とても大変であることは確かです。
大変なことその5 日本語の発達に気を使う
日本に住む日本人で、家庭の言葉が日本語、保育園の言葉も日本語なら、家庭で多少英語をやらせても日本語の発達に影響はないとは聞いています。
しかし、「正常な発達」にも幅があります。「日本語の発達に問題があるとまでは言えないけれど、同じ年齢の中では語彙が少なめかな」ということでも、十分に残念です。
お金・学歴・海外経験 3ナイ主婦が息子を小6で英検1級に合格させた話
この本の著者も、お子さんに英語をやらせるにあたり、周りで1番お話が上手な友達と同じくらいの日本語力が付いているかを、常に確認していたということです。
小さい子は誰でも、ちょっとした言い間違いをするものですが、私はそれを聞くたびに、面白いと思うと同時にちょっとびくびくしていたものです。
大変なことその6 モモちゃんへの負担が気にかかる
小さいうちに複数言語を習得する。
そんなことは脳にとってお茶の子さいさいなのか、
脳を鍛えるいいトレーニングみたいなものなのか、
あるいはとんでもない無理をさせているのか、その辺がよくわかりません。
今のところモモちゃん本人は楽しんでいるように見えます。英語がわかるのは、日本語がわかるのと同じでなんでもないこと、という顔をしています。
しかし、モモちゃんがどう意識しているかはともかく、負担は負担なのではないかという気がします・・・直感ですが。
モモちゃんの情緒の安定のためにも、夫婦仲良く、親子仲良く過ごし、外で遊ぶ機会をたくさん持とうと思っています。
大変なことその7 モモちゃん動画見過ぎかも
モモちゃんは英語の動画が大大大好きです。
朝起きると、保育園から帰ってくると、すぐ「動画見たい!」です。
家で起きている時間のうち半分くらい動画を見ている気がします。
だから、動画を見過ぎなのではないかと心配になることがあります。
動画って刺激が強いとかよく言われるし・・・
目が悪くなるかもとか心配です。
ただ、もともとモモちゃんは保育園児で、家にいる時間はあまり長くありません。そして保育園ではアナログな遊びをいっぱいやらせてもらっています。家でも、お絵かき読書、お人形遊びと元気に遊んでいます。
だから、まあいいかと、お茶を濁しています。
モモちゃんを虜にする英語動画はこちら↓
関連記事:英語育児のやり方 ⑩YouTubeキッズのすすめ - 英語育児―モモちゃんの子ども英語
大変なことその8 英語絵本を探すのが大変・絵本代がかかる
最近モモちゃんは英語の絵本を読み始めました。よいことで、どんどん進めていきたいものです。Amazonなどで手軽に英語絵本を入手できる、ありがたい時代です。
しかし、私自身は中学から英語を始めたため、幼児用英語絵本を読んだ経験がありません。
日本語の児童書は自分も読んだ経験があるのでなんとなくこれがいいかなと見当がつきますが、英語絵本についてはどんな本がいいのか、まったく手探りです。
探すのは楽しいですが、大変です。絵本代もかかります。
ちょっと前は、「英語育児最高!なんでみんなやらないの?」なんて思っていました。しかし、やり方にもよりますが、楽しい反面やっぱり大変なこともあって、万人に勧められるものではないなと、思うようになりました。
特に、「気を使う」系が負担です。
- 日本語が遅れていないか
- 日本の幼児文化(キャラクター含む)を少しはわかっているか
- モモちゃんに負担になっていないか
人がオススメする方法でも、自分の子にはうまくいかないということもよくあります。
例えば、うちでは英語での語りかけをしないし、フラッシュカード(パッパッとみせていくやつ)もしないし、絵本の暗唱もしないし、英語絵本の読み聞かせもほとんどしませんでした。
モモちゃんが嫌がったり、私がしっくりこなかったりで、できませんでした。
英語育児が盛んになって、一般的になることは大歓迎(皆が英語をやるようになったら、英語育児の『○○歳の壁』はかなり低くなると思います)ですが、実際には難しいかもしれません・・・
これから英語育児を始めようという方には、後ろ向きの記事になってすみません。
ただ、
- 英語育児は楽しい!
- やる価値がある!
これは事実です。
始めは大変なことなんてありませんから、英語の歌をかけ流すことから始めてください。英語育児のゴールは途方もなく先で、果てしないと思われるかもしれませんが、外国には「始めたら半分終わったのと同じ」ということわざがあるそうです。
向いてないと思ったらやめればいいのです。もし楽しいと思ったら、続けられそうと思ったら、ぜひ一緒に英語育児をしましょう!