英語育児と日本語(カタカナ語)

なんでなんでと聞くモモちゃん

モモちゃん(3歳年少)は、「なんでどうして期」なのか、しょっちゅう「なんで?」と尋ねてきます。

 

たとえば、

モモ「指ケガしちゃった。うごかすと痛いよ」

ママ「そりゃ大変だ。指を動かさないようにした方がいいよ」

モモ「なんで?

ママ「・・・(動かすと痛いんでしょ)」

 

という具合です。モモママ、返事に困ることしばしば。

 

レストランでりんごジュースを注文したときのこと

この前、ももちゃんとレストランに行きました。

モモちゃんはお子様セット。

飲み物は「りんごジュースがいい」と言います。

 

メニューに「アップルジュース」とあったので、モモママは、

「アップルジュースお願いします」

とオーダーしました。

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そこで、モモちゃんの「なんで?」が発動。

モモ「なんでアップルジュースって言ったの?」

モモママ「??(りんごジュースがいいって、モモちゃんが言ったじゃん)」

 

まーた、わけのわからないことを言っている、と流そうとしたモモママですが、

 

はっ!

 

もしかしてモモちゃん、「りんご=アップル」って、知らないんじゃ!?

 

と思い至りました。

 

あわてて、「りんごとアップルって同じだよ。りんごのことを、アップルとも言うんだよ」

と教えました。

 

モモちゃんは、「パイナップルみたいだね」と言っていました。

 

(モモちゃん、本当に今の今まで「アップル」って知らなかったんだ)

 

モモママの反省

「ウチの子には、りんごは英語でアッポーと教えておりましてね。アップルじゃあ、なんのことかわからないんざあますのよ」

と言ってもいいのかもしれませんが。

 

やっぱり問題だと思います。

 

アップルは日本語です。必修日本語です。

カタカナ発音とか、和製英語とかを気にするあまり、普段の会話でなんとなく外来語を避けていたかもしれません。

 

英語育児と関係なく、「りんご=アップル」と知らない3歳児もたくさんいるとは思いますが。

 

英語育児をしているからこそ、母語(日本語)には特別気をつけて育てなければなりません。

 

気をつけようと、思いを新たにしました。

 

【紹介】超訳「カタカナ語」事典

英語など外国語から生まれたカタカナ語ですが、日本独自のニュアンスが加わっていることが多いですよね。

超訳「カタカナ語」事典 (PHP文庫)