英語育児を始めた原点

中学の英語の先生の言葉

私は中学受験して私立の中学に入り、それから英語の勉強を始めました。

 

私は、英語が好き、というか、言語、文字とか文法に興味を持っていました。

ぐにゃぐにゃ曲がった線(文字)で言葉を書き表すことができることにロマンを感じていました。古文や現代文の品詞分解も大好きでした。

 

だから英語も好きで、一生懸命勉強しました。

英語は文字数が少ないのに、その組み合わせだけで全てのことを書き表すことができます。わくわくするような言語でした。

 

進学校で進みも早く、1年でかなりの量をこなしたと思います。

1年生が終わって、最後の授業のときに先生が言いました。

 

「皆さんがこの1年で覚えた英単語は〇〇個にもなります。これは、アメリカの6歳の子どもが知っている単語数と同じです。皆さんは、アメリカの子ども6年分の英語を1年間で学んだのです」

 

先生は生徒を励ますために言ってくれたのだと思いますが、、、中1ながら

そんなわけないだろ

と思いました。

 

英語について、知っている単語数、その点だけはアメリカの6歳児と同じかもしれない、でも、その他のあらゆる点でアメリカの6歳児に劣っていると思いました。

同じ単語を知っていても、アメリカの6歳児はそれを巧みに並べて多くのことを伝えられる、私は限られた使い方しかできない。

発音やイントネーションは足元にも及ばない。

そして、「勉強をこの先何年続けても、その差を埋めることはできない、アメリカの6歳児のようにはなれないだろう」という予感がしました。

 

そのときの思いが、モモちゃんに幼児から英語をやらせる原点になったと思います。

 

モモちゃんの英語の習得

英語育児を初めて2年半、モモちゃん4歳半、ネイティブ並みとは全く行きませんが、私が13歳のときより、英語を自分のものにしていると感じます。

 

英語の文を疑問文にすることができる、過去形にすることができる、○○ができる・・・(そのほかのことはできない)

ぶつ切りに習得した技術を組み合わせてなめらかに使えるように訓練する・・・

というのが私の習得法でしたが、モモちゃんは、そういう、一つ一つの技術を習得するのではなく、理屈抜きに全体的にできるようになっているように思います。

 

モモちゃんの特徴なのでしょうか、すごいとも不思議とも思うのですが、モモちゃんは英語動画を観ているとき、オンライン英会話レッスンのとき、英語がわからなくて「これは何と言っているのか・どういう意味なのか」と私に尋ねるということがほとんどありません。

 

もう私に聞いても仕方ないと思っている(知っている)のかもしれません。

 

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