モモママ式 英語育児のやり方①
英語育児 いつから始める?
英語育児を何歳から始めるか、いろいろな考え方があります。もちろんいつから始めてもいいと思います。
でも、おすすめは、なるべく早くからです。
ただ、早くからと言っても、生まれたての赤ちゃんのときから英語のCDを聞かせて、英語で話しかけるべき!という意味ではありません。
本格的に始めるのは、2歳がおすすめです。
0〜1歳の赤ちゃんの英語育児をおすすめしない理由
① 低月齢の赤ちゃんは他のことで忙しい
よく、「赤ちゃんは生まれたときから日本語を聞いているから日本語を話せるようになる」と聞きます。たしかに、それはそうです。
そうなのですが、しかし実際には、低月齢の子どもは、毎日生きることで精一杯で、(言語としての)まわりの言葉をあまり気にしていない、というのが、私の印象です。
むしろ子どもは、少し大きくなってから、1歳近くなってから、「言葉」の存在に気付き、言葉を習得しようと周りに耳を傾けているようです。
快適な羊水に包まれた子宮で食べ物も排泄も気にしなくていい生活から、暑い寒い外気にさらされオムツの汚れを気にする毎日へ。
ミルクを飲む、声を出す、寝返りを打つ、離乳食を食べる、這うなどなど、覚えること・適応しなければならないことがたくさんあって、赤ちゃんは大変です。
赤ちゃんがしょっちゅう眠っているのは、疲れているからかもしれません。
そんな赤ちゃんにとって、言葉はコミュニケーションツールというより音楽のようなもの。楽しい優しい言葉が心地よいというものではないでしょうか。
この時期に一生懸命英語に触れさせても、あまり英語力向上に繋がらないんじゃないかなと思います。英語を聞かせなきゃ、とお母さんが少しでもストレスに感じるなら、本当に英語のことは忘れていいと思います。
大変な時期ですから、どうぞお子さんと一緒に寝てください。
※生後6ヶ月までの赤ちゃんは、世界中のどの国の言葉も聞き分けられる耳を持っている、この能力を英語習得に生かさないともったいない(だから生後6ヶ月になる前に英語を始めなさい)、などと言われることがあります。
しかし、私は全く気にしなくていいと思います。
生後6ヶ月までの赤ちゃんがどんな言語も聞き分けられる力を持っているのは本当でしょう。でもそうだとしても、そんなに早くから始めなくても、幼児のうちに英語を始めれば、英語を聞き取れるようになるしきれいな発音も身につきます。
もちろん英語をやったからといってマイナスになるようなことではありません。やればプラスになるに決まっています。お母さんにストレスにならならず、むしろ楽しめるなら是非やりましょう!
お母さんの好みの洋楽を流すというのもいいかもしれません。
② 1歳代は「言葉でコミュニケーションすること」に慣れる
地球の環境にもだいぶ慣れた1歳頃から、子どもたちは言葉を話し始めます。
さあ英語を始めましょう、と言いたいところですが、まだ早い。
1歳代の子どもは、ものや現象に名前があることを学び、身近な物の名前、声の出し方・発音の仕方、言葉をやりとりしてコミュニケーションすること、簡単な文やコミュニケーションの初歩的なマナー(挨拶など)を学ばなければなりません。
泣くことで全てを伝えて、自分の欲求がだいたい受け入れられていた0歳児の頃と比べると、格段に複雑なコミュニケーションが要求されます。
この時期は、英語をやるまえに、じっくり
「言葉を用いたコミュニケーションとはどんなことか」を学ばせたいところです。
もちろん、個人差があることなので、親が「いける!!」
と感じたら、本格的な英語育児に入ってもいいと思います。
英語の歌もいいと思います。
③ 親がつまらないので続かない
いろいろ書きましたが、0〜1歳児の英語育児をお勧めしない真の理由はこれかもしれません。
この時期、親がいくらやっても、子どもからの反応があんまりないのです。英語育児を始めれば、英語の反応を期待してしまうものですが、まあ無理です。もともと話せる言葉が少ない(あるいは全くない)のに、英語なんて…推して知るべし。
2歳を過ぎると、教えれば教えるだけポンポン英語が出てきて、楽しいです。
0〜1歳 日本語のテレビを見せない
それでは、この時期何をすればいいのかというと、何をするというより
「日本語の子ども向けテレビ番組を見せない」ことが大事です。
これは、のちのち子どもに英語のテレビや動画を楽しんで見てもらうために、是非とも必要なことです。
できれば大人も日本語の番組を見ないようにした方がいいですが、これは、それぞれの家庭の事情があるので、「なるべく」で十分だと思います。
テレビは楽しいのに、幼児用のテレビ番組もあるのにかわいそう、なんて思わなくても大丈夫!
英語育児とは関係なく、3歳までテレビを見せないという家庭もあります。小さい子にはテレビを見せない方がいいという説もあります。テレビを見なくても子どもは立派に育ちます。
逆に、家事のため、休息のために子どもにテレビを見ていてほしいという場合は、
英語の番組を見てもらいましょう。
英語のテレビ・動画についてはまた改めて書きます。
「テレビに子守をさせるな」とか聞くことがありますが、バカバカしい話です。もちろん極端なのは問題でしょうが…楽に子育てをしましょう。文明の利器をフル活用しましょう。楽なのは悪いことじゃないです。
0〜1歳 英語育児について学ぶ
英語育児については、ブログもたくさんありますし、本もたくさん出ています。それらをいくつか読んで、自分なりにどう進めていくかイメージを持っておくといいでしょう。
おすすめの本の例:お金・学歴・海外経験 3ナイ主婦が息子を小6で英検1級に合格させた話
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確かこの本の子が英語を始めたのは、3歳前だったと思います。
多くの人が「いい」と言っていることは、他の(自分の)子どもにもやっぱりいいことが多いです。