子どもに英語をやらせようとする場合、まず初めにやるべきなのは「音に慣れさせる」ことです。
英語の音に慣れさせるために、子どもが遊んでいるとき、ご飯を食べているとき、英語の音源を小さな音で流しておきましょう(かけ流し)。
子どもがかけ流しを嫌がる場合、よく言われるのは、子どもが気にならないくらいの小さな音でかけ流しましょう、ということです。
小さな音でもかけ流しの効果はあるそうです。
むしろ、音が小さい方が無意識に頭の中に入ってきやすいのだ、という話を聞いたこともあります。
でも、
「子どもが文句を言わない大きさにすると、全然聞こえない!さすがに聞こえない音量では意味がないのでは!?」
という場合もあるのではないでしょうか。
では、こうするのはどうでしょう。
子どもは「英語の音を気にして嫌がる」のですから、子どもの意識を英語の音からそらすのです。
英語を聞かせようとする必要はありません。
むしろ、英語から意識をそらすのです。
かけ流しと同時に、
子どもが一番喜ぶ、子どものテンションが上がる遊びを一緒にしましょう。
かけ流しを始めたら、子どもが何か言う前に、
親が子どもを抱っこして、たかいたかいして、転がして、ぎゅーしてイイコイイコして、ヨシヨシして遊ぶのです!
そのほかお人形遊びでも戦いごっこでもトランプでもなんでもいいです。
ワーワーキャーキャー言って一緒に遊びましょう。
その間も英語の音は子どもの耳に届いています。
それを何回も繰り返せば、
「英語の音」と「楽しい思い出」
が子どもの中でつながります。
英語の音に慣れ、さらにうまいことには、英語の音を聞くと楽しい気持ちになるところまで持っていけます。
吊り橋効果というか、パブロフの犬というか、
クリスマスソングを聞くとなんとなくワクワクした気持ちになるのと同じ・・・でしょうか。
「ママ、この歌を聞くと楽しい気持ちになって、〇〇ちゃんと遊びたくなっちゃうの!」という体で。実際にそう言ってもいいかもしれません。
「英語の歌」と「ママ・パパとのスペシャルタイム」がつながると、子どもが英語の歌をねだり、「あそぼうー」と誘ってくるかもしれません。
子どもの頭の中で英語が確固たる地位を築くまで、できるだけ付き合ってあげましょう。
親は少し大変です。
でも、子どもが英語の音に慣れ、英語の音を好きになったら、これ以上ない英語のスタートになります。
良い種を、良い土壌に蒔いたも同然です。
子どもとの楽しい時間が、英語の役にも立つ、一石二鳥とも言えます。
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昨日モモ(小1)が読んだ本。Little golden book絵本は絵が可愛くて大好きです。 pic.twitter.com/zxagtiCtd1
— モモちゃんの子ども英語 (@momoeigo) 2022年2月18日