前に、
チーム・モモちゃんの子ども英語 - 英語育児―モモちゃんの子ども英語
という記事を書きましたが、半年たって状況も変わってきたので、モモちゃんの英語状況を改めて記事にしたいと思います。
まずは、英会話教室についてです。
① 英会話教室
週1回2時間、ネイティブの先生の教室に通っています。
読み書きの練習、会話の練習、ワークブック、おもちゃ、製作、体を動かす遊び、とさまざまな面からモモちゃんの英語を鍛えてくれる教室です。満足しています。
前は、モモちゃんが私と離れなくて、よく教室の中まで付き添ったものですが、最近ではさっさと一人で教室に入るようになりました。
英会話教室は無意味?
時々、「英会話教室に行くだけでは英語は身につかない」ということを誤解して、「英会話教室に通わせても無意味である」というような言い方をされることがあって、残念に思っています。
確かに、英語育児では、「かけ流し」「英語動画視聴」をはじめとした家での取り組みがとても重要です。
家での1週間の取り組みが10だとすると、週1回の英会話レッスン単体では1くらいしか英語の力向上に役立たないかもしれません。
しかし、家での取り組み10と、英会話レッスン1を組み合わせると、その効果は(11でなく)30にも50にもなりうるというのが、私の実感です。
英語学習者のつたないおしゃべりに付き合ってくれて、英語を教えてくれる優しい楽しい外国人。
子ども自身と同じくらいの英語力の同年代のお友達。
どちらも、英語学習中の子どもにはとてもいい刺激になる存在です。英語を続けるモチベーションになると言ってもいいかもしれません。
そんな存在を、「友達」という枠で用意しようとするのは大変なことですが、英会話教室に通わせれば簡単に手に入ります。
大きな幸でもあり不幸でもあると思いますが、日本の子どもは、わかる言葉が日本語だけでも何一つ困ることはありません。
そんな環境で、英語を意味ある存在に押し上げてくれるのが、先生であり、お友達であり、「英語を使うことが推奨されている環境」(=英会話教室の空間)だと思います。
英会話教室で、ネイティブの先生に遊んでもらい、同年代の子供と英語を使って遊ぶことで、英語とは何なのか、家での英語の取り組みの意味を、知識としてではなく実感として知ることになります。英会話教室で楽しい時間を過ごすことで、無意識のうちにも英語に対して前向きな感情を持つようになるでしょう。
しかも、毎週1回顔を合わせるのですから、その場限りの関係ではなく、人間関係が生じます。小さな英語のコミュニティに所属することができるのです。
近い将来、モモちゃんが「英語を学習しているのは実は少数派なんだ」「みんなは日本語だけで生活している」と気が付いて、英語と距離を置こうとすることがあるかもしれません。
その時に、モモちゃんと英語をつないでくれるのは、私たち親の働きかけというより、英会話教室のお友達だろうと思っています。
英会話教室は2年目以降、要注意
英会話教室を有意義なものにするためには、(ほかのどんな習い事も同じだと思いますが)、レベルにあった教室を選ぶことが大事です。
英語を始めて1年目は、子どもの英語はゼロの状態なので、どの初心者向け教室に入れても大した違いはないというか、どの教室でも有意義なものになると思います。
2年目以降は要注意です。
2年目以降もたいしてレベルが上がらないお教室がけっこうあるようです。子どもの英語力を考慮せず、年齢だけでクラス分けをし、さらに、英語経験者も英語初心者も同じクラスで教えるというような・・・
よくよく様子を見て、必要なら転校をお勧めします。
ちなみに、モモちゃんは2年目、(1年目は大満足だった)フランチャイズの英会話教室から個人の英会話教室に移りました。
その時の記事:英会話教室(通学)の転校を考える - 英語育児―モモちゃんの子ども英語