モモ(小1)は週にだいたい5回、オンラインで英語のレッスンを受けています。
モモが日常で英語を話す場面は、このオンラインレッスンのときだけです。
モモ家では、家族での会話に英語を使うことを推奨していないからです。
家族での会話に英語を使わないというのは、もちろん、日本語の強化のためです。
気分でどちらでも好きな方を使っていいよ、とすると、モモは頭にすぐパッと出てくる、使いやすい方を使うでしょう。
それは、弱い方の言語を弱いまま放置することにつながります。
「弱い方の言語」が英語ならともかく、母語であるはずの日本語の回路があやふやになるのは、絶対に避けなければなりません。
実際、英語ではなんというか知っているけれど、日本語では知らない、とっさに出てこないという単語や表現が、モモにはあるのです・・・
例えば、(ネイティブ式)英語学習で最初期に出てくる、iglooという単語があります。フォニックス学習でお馴染みの単語です。
あれ、日本語でなんというのかと言われると、私もわかりません。
あてはまる単語はないかもしれません。
でも、日本語で話すならなんとか日本語にして話さなければならないのです。
イヌイットが使うドーム型の雪の家、とか。
日本語を使うことを原則にしていると、モモが
「つい英語を使ってしまう」場面、つまりモモが取りこぼしている日本語(単語や表現)を浮き彫りにすることができます。
それを知って積極的にフォローしようという、そういう気持ちです。
あと、もう一つの重要なこととして、
もうモモの使う英語についていけない
ということもあります。
この前、動画を見ているモモにお風呂に入るように言ったら、
Stop getting in my way(邪魔しないで)
と言われました。
私は
意味がわからず
はあ?
と思いました。
こそこそスマホで調べて、感心しているうちに、叱るタイミングもなくしてしまいました。
これはたいへんまずいわけです。
モモには日本語で話してもらわないといけないのです・・・