英語の「読み」に取り組んで10か月
モモちゃん(4歳年中)が短い英単語を読むことに取り組み始めて約10か月がたちました。
私自身は中学生になってから英語を読み始めたので、幼児に英語の読みを教えるのは、完全に手探りです。
英語を読むのは大変だ、ということがよくよくわかる10か月でした。
本当の初歩の初歩、アルファベットとひらがなを比べると、アルファベットの方が簡単です。
アルファベットの方が文字数が少ないし、形もシンプルだからです。
モモちゃんも、アルファベットを先に覚えました。
しかし、いちど「あ、い、う、え、お・・・」を覚えたら、日本語の読みはあっという間に上達していきます。
はじめは文字を追うだけの棒読みですが、やがて読みながら意味をとれるようになり、読書を楽しむことができるようになります。
なにせ、子ども用の本はほとんど全て、ひらがなだけか、振り仮名付きです。その気になれば、読むだけならかなりの本が読めるようになります。
ただし、日本語にはその後、漢字という大きな山があって、それがとても大変なのですが・・・
英語の「読み」は難しい
英語の読みは、子どもに「ひらがな」抜きではじめから「漢字仮名混じり文」を読ませようとするくらい、難しいと思います。
「文字の読み方が複数ある。読み方に多少の法則性はあるが、基本的に一つ一つ覚えていかなければならない」ところが、漢字と英語とで似ていると思います。
「読み方」を教える参考にしたいと、アメリカのアマゾンをのぞいてみたことがあるのですが、
『あなたの子どもに読み方を教える方法』みたいなタイトルの本がずらり!
(例えばこれ↓)
The Reading Lesson: Teach your child to read in 20 easy lessons (English Edition)
(日本のアマゾンで買えます)
アメリカ人も苦労しているんだな、と思いました。
ところでアメリカには、子どもや英語学習者向けに、スペルとは別に発音をアルファベットで書き表すやり方があります。
アルファベットを使った発音記号みたいなもので、例えばnativeの発音を「(NEY tiv)」と書いたりします。
これを初めて見たとき、
「いつもこの書き方をすればいいじゃん!!」
と思いました。そうすれば、不規則で難しいスペルを覚える必要がないじゃあないですか。
でも、たぶんそんなことはムリなんでしょうね・・・
日本語から漢字をなくして平仮名だけで何でも書き表そうとするのと同じくらい無理なんだと思います。
モモちゃんの英語の読みの進捗状況
ところで、モモちゃんの英語の読みの進捗状況ですが、ゆっくりゆっくり、進んでいます。
FishとかZooとか、読めるようになってきました。
3ヶ月前は、短い単語を読むために頭を必死で働かせる必要があり、時間もかかり、自信なさそうに発音していました。最近は、読める単語のレベルは変わらないですが、もっと気楽に読むようになってきました。
モモちゃんには、オンライン英会話で「3 letter words(DOGなどのシンプルな単語)」を扱ってもらったり、
サイトワードのスマホゲームをやらせたり、
(関連記事:英語の「読み」を育てよう サイトワードのカルタとアプリ - 英語育児―モモちゃんの子ども英語)、
サイトワードリーダーズを一緒に読んだり、
(関連記事:モモちゃんと一緒にSight Word Readers(サイトワード リーダーズ)を読んだ話 - 英語育児―モモちゃんの子ども英語)
してきました。
それらもそれぞれモモちゃんの「読み」に貢献してくれていると思いますが、
これまでのところ、モモちゃんの英語の読みに一番良かったのは、動画のような気がします。
アルファベットとフォニックス読みと基本単語を扱う動画です。
こういうやつです(↓)。
動画好きのモモちゃんです。
モモちゃんが「短い単語をなんとか読める」と言っても、読めるのは見慣れたわずかな単語のみです。フォニックスのルールどおりに読まない単語や長い単語をどうやって教えていったらいいのか、先が長いです。